ユニバーサル・バレエ「グレアム・マーフィーのジゼル」世界初演!

ユニバーサル・バレエ「グレアム・マーフィーのジゼル」世界初演!

 

ユニバーサル・バレエ(団長ジュリア・ムーン)がロマンティックバレエの名作「ジゼル」を新しい視点で再解釈した「グレアム・マーフィーのジゼル」を世界初演すると昨年末明らかにした。

2015グレアム・マーフィーのジゼル

ユニバーサル・バレエの「グレアム・マーフィーのジゼル」(写真=ユニバーサル・バレエ)

 

映画「小さな村の小さなダンサー/Mao’s Last Dancer」(2009)の振付で有名なオーストラリア出身の世界的な振付師グレアム・マーフィー/Graeme Murphy(64)が、ユニバーサル・バレエのために創ったジゼルである。

 

ユニバーサル・バレエは、マーフィーがオーストラリア・バレエのために振付けた「白鳥の湖」以降、彼に注目するようになった。

 

マーフィーは、クラシックバレエの代名詞ともいわれる「白鳥の湖」で、ダイアナ妃とチャールズ皇太子、チャールズ皇太子の隠された愛人カミラ夫人の三角関係をモデルにするという思い切った振り付けを作り出した。特に優雅で純粋な女性の象徴である主人公オデット(ダイアナ妃)が、精神病院に閉じ込められるなど衝撃的な描写に注目が集まった。

 

彼が創作中である「ジゼル」はまだベールに包まれている。マーフィーがユニバーサル・バレエを介し一部公開した内容によれば、地上世界の巫女ベルテには、踊りの好きな娘が一人いる。彼女の名が「ジゼル」だ。

 

彼女は山菜を採りに行った折、どこか浮世離れした青年に出会い2人はすぐに恋に落ちる。彼は現在と未来の時空間を超越した世界から来た「アルブレヒト」である。。

 

ジゼルはどこか危うくみえるアルブレヒトに、彼女が持つ保護の象徴である結晶を渡す。この時からジゼルの死を予告する影が見え隠れし始める。

 

本来のJ・コラーリとJ・ペロー振付の「ジゼル」は、1841年にフランスのパリで初演された。物語は農家の少女ジゼルと伯爵アルブレヒトの愛を描いたものである。韓国内ではユニバーサル・バレエが1985年に初披露した。

 

ユニバーサル・バレエは、「無限の想像力で既存のクラシックバレエの名作を果敢に脚色し、新しいコンテンポラリーバレエとして誕生させるグレアム・マーフィーの能力を確認することができるだろう」と期待を示す。

 

2015年6月15日~18日、ソウル瑞草洞 にある芸術の殿堂オペラ劇場で公演する予定である。

 

ユニバーサル・バレエは、これと共に2015年の年間ラインナップを発表した。 3月19~22日、ソウル駅三洞にあるLGアートセンターで、シーズンオープニング舞台として世界的な巨匠ナチョ・ドゥアトの「マルティプリシティ」を披露する。 10月27日~11月1日 芸術の殿堂 オペラ劇場にて、トレードマークである「ラ・バヤデール」を5年ぶりに上演する。そして 、2014年に改訂されたユニバーサル・バレエの第二のグローバル創作作品「バレエ春香」は、4月オマーン ロイヤル・オペラ・ハウスの招待で中東に進出する。 9月には韓日国交正常化50周年の年を迎え、東京、名古屋、神戸など日本の主要都市をツアーする予定である。

 

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