<ニュース映像>ソン・ヨンジェ選手、豊かな演技力の源は「バレエ」
<アナウンサーコメント>
今年初めて出場した国際大会で、良い成績をおさめて帰ってきた新体操ソン・ヨンジェ選手。
成長した表現力と演技力には、幼い時から習ってきたバレエの力が多いに役立っていると分析しています。
シム・ヨンヒ記者です。
<レポート>
片足で体を支えて連続回転する垂直軸回転技、ソン・ヨンジェ選手の特技である「ピポット」です。
この動作の源流はバレエです。
「白鳥の湖」でバレリーナが32回転を回りながら華麗なテクニックを披露する動作、「フェッテ」を応用したものです。
<インタビュー>
ファン・ヘミン(ユニバーサル・バレエ プリンシパル):
私たちはこのように手でバランスをとりながら回りますが、リボンを回しながら回転しますよね。 こんな風に上げたりして…..その部分がとても記憶に残っています。
片足で立って、もう一方の足の膝をわずかに曲げる姿。
一羽の鶴のように、まっすぐ優雅に足を後ろに伸ばして上げる動作。
このようにソン選手の演技の随所にバレエの動作が含まれています。
<録音>
ソン・ヨンジェ(帰国記者会見):
普段バレエやオペラをたくさん見ようとしています。
ソン選手は6才の時新体操を始めると同時にバレエを習い始めました。
そのため通常の選手より動作が正確で美しいのです。
<インタビュー>
オム・ジェヨン(過去にソン・ヨンジェ選手のバレエを指導):
顔の表現や腕を使うことなど、技巧的なことだけで行おうとはせず芸術的なものも組み合わされてとても成熟したように思います。
新体操の妖精、ソン・ヨンジェ選手。
バレエという翼をつけ、世界の頂上へ向かって飛翔しています。
<KBSニュース> -ニュース映像-
http://news.kbs.co.kr/news/NewsView.do?SEARCH_NEWS_CODE=2633920&
http://news.kbs.co.kr/news/NewsView.do?SEARCH_NEWS_CODE=2634112