ソウル国際舞踊コンクールが生んだスター達

ソウル国際舞踊コンクールが生んだスター達

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[写真:ホイットニー・ジェンセン]

2004年第1回ソウル国際舞踊コンクール。当時ロシア マリインスキーバレエ団所属のバレリーノ レオニード・サラファーノフ(Leonid Sarafanov)の踊りは品格と力の共存を見せてくれた。 他の参加者より優雅に回転し、より高く跳躍した。 彼に対抗できるダンサーがいなかったためグランプリを獲得した。 彼の存在感を鮮明に残したこの大会がすでに10周年を迎える。 その間伝説的なダンサーが審査委員を引き受けて逸材を見いだし、数多くの若いスターが誕生した。

 

ドイツ、ドレスデン国立歌劇場バレエ団で第1ソリストとして活躍するバレリーナ イ・サンウンが、まさに第2回グランプリ受賞者。この大会で自信を得た彼女は、2008年ヴァルナ国際バレエ コンクールにて銅賞を獲得した。181.5cmの長身のため国内では男性パートナーが見つからない彼女は、ドイツの舞台に突破口を見つけ魅力を発散している。

 

韓国国立バレエ団プリンシパル・バレリーナ イ・ウンウォンは、第3回グランプリ受賞者。ジュニアでの参加者だったがシニアを退けグランプリを受賞。 韓国国立バレエ団プリンシパル・バレリーノ チョン・ヨンジェは、その後に続いて第4回グランプリを受賞した。 卓越した身体で均衡の美学を見せるバレリーナ ホイットニー・ジェンセン(Whitney Jensen)も第4回のバレエ部門ジュニア1位受賞者。 現在はボストンバレエ団で観客を魅了している。

 

 

ソウル国際舞踊コンクールが過去10年を振り返り、未来を見通してみる。 8月18日~23日韓国芸術総合学校、芸術小劇場でコンクールを開催し新しいスターを発掘して、24日にはソウル芸術の殿堂CJトウォル劇場で10周年記念ガラ公演を行う。 この舞台には第4回受賞者であるホイットニー・ジェンセン、バレリーノ アーロン・スミス、韓国国立バレエ団のイ・ウンウォン、キム・ギワン、ユニバーサル・バレエのイ・ドンタク、イ・ヨンジョンなどが参加する。

 

【MK news】

http://news.mk.co.kr/newsRead.php?year=2013&no=682094