コンスタンチン・ノボショーロフ「韓国生活10年…人参・鹿茸で鍛錬」

コンスタンチン・ノボショーロフ「韓国生活10年…人参・鹿茸で鍛錬」

「本当に王子のようだ。」

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ユニバーサル・バレエのプリンシパル、 コンスタンチン・ノボショーロフ(28)はバレエ「くるみ割り人形」の主人公にとてもよく似合う。 折しもこの作品と彼の故郷は同じだ。 彼はロシア、サンクトペテルブルクでバレエダンサー夫婦の間に生まれた。 そこのマリインスキー・バレエ芸術監督であったマリウス・プティパの振付作品がユニバーサル・バレエで公演されている。

 

ロシアのバレリーノがなぜソウルにきたのだろうか。 2003年にワガノワバレエアカデミーを卒業した時、彼の師匠であるアルバート・イルジャイアンがユニバーサル・バレエを推薦した。 当時すぐには決められなかった。 サンクトペテルブルクの小さなバレエ団で活動しながら1年間悩んだ末に決断した。 2004年9月、ユニバーサル・バレエのコールドバレエ(群舞ダンサー)として入団した。

 

「私が所属したロシアのバレエ団は「白鳥の湖」等いくつかの作品だけ公演しており耐え難かったのです。ユニバーサル・バレエは大作をたくさん公演しますし、ヨーロッパの振付家であるナチョ・ドゥアトやイリ・キリアンの作品も上演します。 新しい踊りを踊りたいという渇望が、韓国に来るようにさせました。」

 

バレエ強国出身だが、国内舞台に適応するのは容易ではなかった。 人並みはずれた彼を見守る目が多かったためだ。 決められたリハーサルが終わっても練習室の隈でずっと練習し、踊りを磨き上げた。

 

「外国人なのでなおさら一生懸命やりました。 年齢を重ねていくと体力が落ちるので3倍さらに練習してこそ維持できます。 今のプリンシパルの位置を守るためにはより緊張しなければならないですね。」

 

ソウル生活10年目に入る彼は、韓国式で身体を保護する。 漢方医院で鍼を打ってもらい毎日高麗人参を食べる。

 

「公演の時は鹿茸を飲みます。 レッドブルより効果が高いんです。 筋肉が凝り固まった時は熱い大衆浴場に行きます。 ロシアにサウナと冷湯はあっても温湯はないんです。 韓国の人々はストレスを受けると辛いものを食べますが、私も辛(シン)ラーメンをよく食べます。」

 

彼の踊りは年末「くるみ割り人形」(20~31日ユニバーサルアートセンター)の舞台で見ることができる。 5年前この作品で呼吸を合わせながらユニバーサル・バレエのプリンシパル、 カン・ミソンと恋に落ちた。 今年の公演でも二人がパートナーとなる。

 

「ミソンのすべてが良いです。 優しくて綺麗で自分をよく面倒みてくれます。 お互いに慣れているので信じながら踊れます。 常に一緒にいるので疲れると喧嘩したりもします。でも、次の日にはすぐに仲直りします。 ミソンは英語が上手なので韓国語が伸びません。」

 

 

【MKニュース】

http://news.mk.co.kr/newsRead.php?year=2013&no=1275773