ユニバーサル・バレエ「白鳥の湖」の中のコリアンドリームの主人公は?
8日(土)に公演初日を控え、計6回の公演中、週末の3回の公演を完売させたユニバーサル・バレエ<白鳥の湖>の2人の外国人ダンサーが話題になっている。
ドイツ シュツットガルト・バレエ団 プリンシパルの カン・スジン、カン・ヒョジョン、米国 アメリカン・バレエ・シアター(ABT)プリンシパル のソ・ヒ、ロシア マリインスキーバレエ プリンシパル のキム・キミンなど海外の有名バレエ団で技量を発揮している韓国人ダンサーにより、韓国バレエの地位が一層高まっている。これに対し、韓国で認められるプロダンサーになるために人知れず奮闘する人々も増えている。
▲ (左側から)ファン・モンイン、ホワン・ジェン
今回の<白鳥の湖>最後の公演で、主人公「オデット姫」を演じるソリスト「ファン・モンイン(Fang Mengying)」がその代表的な人物だ。 中国実力派が集まる北京舞踏学院出身のファン・モンインは、16才の幼い年齢で韓国へ渡ってきた。 小さい顔、長い腕と脚に、自然ににじみ出る優雅さまで持って生まれた彼女の「オデット姫」について、ユニバーサル・バレエ ジュリア・ムーン団長は、「美しい線が作り出す彼女だけの白鳥を、あえて最高とするだけだ」として絶賛を惜しまなかった。
香港バレエ団 プリンシパル出身で、2012年ユニバーサル・バレエに入団した「ホワン・ジェン(Huang Zhen)」もやはり今回の<白鳥の湖>で「ジークフリート王子」として全幕作品をリードする「コリアンドリーム」の主人公である。 すらりとした背丈に貴族的な容貌が目を引く彼は、「香港バレエ団はユニバーサル・バレエより規模が小さいところなので、大作を消化してみたことがありません。 <白鳥の湖>という大作の公演の主役を引き受けることになり、光栄ですし、わくわくしています。」と言いながら期待感を表した。
2人だけでなく様々な国籍の外国人ダンサーが一緒いるユニバーサル・バレエは、プリンシパル中3人が外国人であるほど国籍に基づく差別もない。
一方「コリアンドリーム」を現実にして行っているファン・モンイン、ホワン・ジェンを含む新進スターの華麗な羽ばたきを鑑賞できるユニバーサル・バレエのシーズン オープニング<白鳥の湖>公演は、3月8日(金)から12日(火)までソウル 芸術の殿堂 オペラ劇場で行なわれる。
<THE UNION PRESS NEWS>
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