美しさそのもの、ユニバーサル・バレエ「白鳥の湖」
春に咲く花にやきもちを焼くように吹く、冷たい花冷えが過ぎ去り、人々は新しい活力を見つけるため公演に訪れる。 文化生活は人生に余裕を持たせ、忙しい日常に忘れ去っていた新年の決意も再び思い出させてくれる。 このようにテンポを一歩遅らせて人生を吟味してみると、見えなかったことが新しく見えてくる。これが芸術が持つ力ではないだろうか。
特に美しい音楽と踊りが調和したバレエ公演は、退屈な日常に活気を吹き込み心を豊かにしてくれる。 多くのバレエ作品の中で「白鳥の湖」は、「美しさそのもの」と認められる最高の作品で、「チャイコフスキー」の流麗な音楽と純白のバレリーナの群舞など、観客が「バレエ」に期待できるすべての要素を持ち合わせている。
ユニバーサル・バレエは、「Ballet is Beauty!(バレエは美しさそのもの)」というモットーの下、2013年シーズン最初の作品として「白鳥の湖」を選択した。 ユニバーサル・バレエの一糸乱れぬ白鳥群舞は世界的水準と評価されるほど定評があり、今回の公演は、各キャスティングが最高のキャスティングであると言われるほど、次世代ダンサーに出会う機会でもある。
今回の公演で逃してはならない場面は1幕の白鳥群舞の間に登場する「4羽の小さい白鳥の踊り」、「4羽の大きい白鳥の踊り」、2幕の「黒鳥オディール」が「ジークフリート王子」を誘惑して踊る連続32回転のテクニック、最後に「オデット姫」が自身のために死んだ「ジークフリート王子」を抱きしめて嗚咽する場面だ。
2013年「白鳥の湖」は、計6回の公演に6ペアのキャスティングで行なわれる。 ユニバーサル・バレエ看板スター夫婦「ファン・ヘミン−オム・ジェヨン」の舞台に始まり、シュツットガルト・バレエ団 プリンシパル「エヴァン・マッキー」と「カン・イェナ」、「カン・ミソン−コンスタンチン・ノヴォショーロフ」、「キム・チェリ−イ・スンヒョン」、「イ・ヨンジョン−イ・ドンタク」、「ファン・モンイン−ホワン・ジェン」が美しくも哀しい愛の物語を観客に贈るだろう。
ユニバーサル・バレエの「白鳥の湖」は、来る3月8日から12日まで芸術の殿堂オペラ劇場の舞台にて上演される。
詳しい公演情報は芸術の殿堂ホームページをご参照のこと(www.sacticket.co.kr)
<The dailynews>
http://www.thedailynews.co.kr/sub_read.html?uid=18357§ion=sc5§ion2=%B1%B3%C0%B0/