ABTプリンシパル ソ・ヒ(Hee Seo)「リハーサル100回の情熱も、実際の演技とは変えられない」

ABTプリンシパル ソ・ヒ(Hee Seo)「リハーサル100回の情熱も、実際の演技とは変えられない」

アメリカン・バレエ・シアター(ABT)プリンシパル ソ・ヒ(Hee Seo)

7月7日「オネーギン」の主演で帰国舞台

 

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「公演が遅くに終わったので、今ようやく身支度して家に帰るところです。 今エレベーターの中なのでちょっとお待ちくださいね。」

 

受話器越しに聞こえるバレリーナ ソ・ヒさん(27・写真)の声には、重かった荷物から解き放たれた爽快感がにじみ出る。 米国ニューヨーク時間で午後11時40分。夜12時になる頃ようやく家に帰っているというソ・ヒさんは、「こんな風に大変だった公演が終わった日の夜は、興奮と緊張のせいでアドレナリンが湧き上がって夜はよく寝れない。」と話した。

 

アメリカン・バレエ・シアター(ABT)プリンシパルである彼女は、今ニューヨークで最も「ホット」なバレリーナである。 ABT春シーズン公演である「海賊」、「ロミオとジュリエット」、「眠れる森の美女」等で主役を務めるためである。 ニューヨークタイムズは昨年12月、「今年のダンサー」にソ・ヒさんを選んだ。 先月5日には「ソ・ヒ、頂点に立つ」というタイトルで彼女の活躍ぶりを大々的に特集したりもした。

 

昨年7月に韓国人として初めてABTプリンシパルになって以来、人気がうなぎ上りに上昇し続けているソ・ヒさんを4日、電話で会ってみた。 彼女は来月6日~13日に芸術の殿堂で上演されるユニバーサル・バレエの「オネーギン」で、国内のファンと会うことになる。ソ・ヒさんは7日、8日に舞台に立つ。

 

「米国メディアが注目してくれて気分は良いですが、メディアの評価に執着してはいません。それよりカンパニー内部の評価がより重要だと思っています。」

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来月には、プリンシパルとしてメトロポリタン・オペラハウスの舞台に立つようになってから1年になる。彼女は、「私に対する全てのもの、本当に些細なこと一つまでも会議を通じて決定されるということが最も変わった点」とし、「個人の音楽・衣装・ヘアチームが組まれて公演に対する全てのことを助けてくれるので良いです」と話した。大スターのような振付家から直接指導を受けることができる点は、バレリーナにとって大きな祝福である。「バレエは人から人に伝えられる無形文化です。 一時代を風靡したダンサーから個人指導を受け、彼らの人生観と芸術観を直接伝え受けることができるという点は、私がABTで受ける最も大きな恩恵だと思います。」

 

彼女は、「ABTで初めて試みたジャンルやスタイルが、何年か後に他のバレエ団に伝播される時  “私が世界のバレエ界の真ん中に立っているんだなぁ”と実感する」とも語った。 近頃ソ・ヒさんを知るニューヨーカーも多くなった。

 

「3~4年前の公演プログラムブックを持ってきてサインをもらって行かれる方たちもいます。 特に最近はバックステージに在米同胞が訪ねてきて “誇らしい” と励まして下さいます。 そのたびに肩の荷が重くなりますが、一方では胸がドキドキします。」

 

来月ABTプリンシパルのロベルト・ボッレと共に主役を演じる「オネーギン」に対する期待も大きい。

 

 

「『オネーギン』はドイツ留学時代から夢見た作品です。 シュツットガルト・バレエの『オネーギン』を初めて見て感動して、音楽CDを買って常に持ち歩きながら聞いていました。 ケースは壊れてしまいましたが今もまだ持っています。 昨年『オネーギン』のタチヤーナとしてデビューした時CDをもう一度聞いてみましたが、新たな感慨に浸りました。」

 

「リハーサルを100回しても公演の一回とは変えられないと思います。 昨年私が演じた『オネーギン』のタチヤーナと、今年の『オネーギン』はまた違うでしょうね。 一皮さらに剥けたと言うのでしょうか。 さらに深くなったタチヤーナで韓国のファンの方々にお会いしたいです。」

 

 

【韓国経済】

http://www.hankyung.com/news/app/newsview.php?aid=2013060460521