【ユニバーサルバレエ・ジュニア・カンパニー】 キム・シニョン、ユース・アメリカ・グランプリにて受賞
ユニバーサルバレエ・ジュニア・カンパニー(Universal Ballet Junior Company)所属のキム・シニョン(Shin-Yong Kim)さん(写真·仙和芸術学校3年)が、ユース・アメリカ・グランプリ(以下YAGP)においてジュニア部門でグランプリを受賞した。
ユニバーサルバレエは、去る4月16日(米国現地時間)ニューヨークで開催された世界最大規模のジュニア・バレエコンクール、YAGPでジュニア部門のグランプリを受賞したと17日明らかにした。
ユニバーサルバレエ・ジュニア・カンパニーは、ユニバーサルバレエが次世代のバレエダンサーを養成するために去る2月にオーディションを経て7名の学生を選抜し、運営している。
キム・シニョンさんはバレエを踊るのに最適な身体条件と技量を備えた才媛で、早くからユニバーサルバレエのジュリア・ムーン団長とブライアン・ユ芸術監督から認められていた有望株だ。
キム・シニョンさんはYAGPで 「エスメラルダ」の中のソロ・ヴァリエーションを披露し、審査員および観客から良い反応と高い評価を得て、賞金とともに英国ロイヤルバレエスクール、イングリッシュ・ナショナル・バレエ付属学校、米国アメリカン・バレエ・シアター付属学校であるジャクリーン・ケネディ・オナシス・スクール(JKO)から奨学生の提案を受けた。
YAGPは、9歳から19歳までのダンス専攻学生を対象に、全世界から約 7000名の才能ある若いダンサー達が予選に挑戦する、世界的なコンクールである。今年は志願者のうち1200余名が最終決戦に上がった。
このコンクールを通して米国アメリカン・バレエ・シアター(ABT)のプリンシパルダンサー、ソ・ヒ(Hee Seo)、ソリスト サラ・レイン(Sarah Lane), ロシア マリインスキー・バレエのプリンシパル、キム・ギミン(Kimin Kim), パリ・オペラ座バレエ団のエトワール、マチアス・エイマン(Mathias Heymann), 英国ロイヤルバレエ団元プリンシパル、セルゲイ・ポルーニン(Sergei Polunin)などバレエスター達が発掘された。
キム・シニョンさんは、「ファイナルに上がるのが目標だったが、グランプリ賞を受けるとは全く考えられなかった」と話し、「憧れてきた舞台であるリンカーン・センターでガラ公演までできる機会を持つようになり、本当に幸せで光栄だ」と受賞の所感を明らかにした。
この他にも、韓国の学生では韓国芸術総合学校 イ・ソヌ君とチェ・イェリムさんがパドドゥ部門で1位、藝苑学校3年のシム・ヨジンさんがジュニア部門3位を受賞し、仙和芸術高等学校1年のパク・ウォナさんがシニア部門トップ12、ユニバーサルバレエ・ジュニア・カンパニーのキム・ボミン(仙和芸術学校3年)さんがジュニア部門トップ12に名を連ねた。
dalee@fnnews.com イ・ダヘ記者
[ファイナンシャル・ニュース]